写真家としての評価よりも、日本工房を設立し、木村伊兵衛、土門拳、亀倉雄策らを育てた功績に注目すべきだろう。本書は、名取洋之助が残した功績を振り返るもので、豊富な図版と共に当時の様子が語られている。雑誌『NIPPON』や、日本工房時代の亀倉が手掛けた広告など図版が多数掲載されている。